出産内祝いとは、元々は子供が生まれたら、両親が親戚や友人などへ喜びの気持ちをもって贈る物でした。つまり、自家のお祝い行事であることから「出産内祝」と呼ばれるようになったのです。しかし、現代では子供の両親が自発的に贈り物をするのではなく、出産のお祝いを頂いた人へのお礼、お返しの品として内祝が使用されるのが一般的です。元々の風習では出産内祝は生後1か月で行われるお宮参りの頃に贈る物でした。
今は生まれて間もなく出産祝いを頂いた人にはお宮参りの頃に内祝を贈りますが、それ以外ではお祝いを頂き、そのお返しをするタイミングということで、生後半年や生後1年近くになって贈ることも多々あります。出産内祝の金額としては、地域により風習の差はありますが、多くは出産祝いで頂いた品の半額程度とされています。最も多いのは3000~5000円程度の品です。かつては紅白饅頭などの縁起物が主流でしたが、今は内祝はもらう頻度が割と高い為、記念品よりはタオルなどの消耗品、子供がいる家庭ならジュースやお菓子の詰め合わせ、または万人に喜ばれるカタログギフトが好まれる傾向があります。
出産内祝には子供の名前を知らせる命名札を同封する風習がありますが、現代では命名札は入れず、名入れギフトという形で子供の命名を知らせる方法もあります。生まれた時の重さのお米のパッケージに命名されたものといった、日常消耗品でありながら記念色の強いギフトも人気となっています。ボールペンの名入れのことならこちら
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